さて、バランスシートを書くと、金融資産のうち、現金や預金は実際の金額は明瞭に把握できるのはお判り頂けると思います。
では、株式や実物資産ではどうでしょうか?

たとえば土地を持っている場合、買ったときの価格でしょうか。
それとも現在の価格でしょうか。

 

これらのものは、バランスシートに対しては時価を計上することになっています。
バランスシートはある時点での資産を評価したものですから、株式は購入原価ではなく、その時点の株価を調べます。
いま、売却したとすればいくらになるかということです。

不動産は、土地と建物で考え方が異なります。地価は上昇することもありますが、建物の価値は一般的には下がります。

あまり細かい計算は困難ですから、だいたい同じ場所の似たような物件の価格を調べてみましょう。
地域の不動産広告やネット情報などが参考になります。

自動車もだいたいの減価率は予想できるでしょう。

 

こうして自分のバランスシートができたら、そこから、負債合計が資産合計を上回っていないか、住宅ローンの返済残高がまだ高額にもかかわらず、預貯金が多いことはないかなどをチェックするとよいでしょう。

当面の使途がなければ繰り上げ返済に多少でも回したほうがいいこともあります。
繰り上げ返済をすれば、当然にローンの残高が減りますし、返済期間も短くなってきます。

したがって、利子相当部分の負担も繰り上げた返済額に応じていくらかでも安くなり、お得と言えるでしょう。