長い人生の中ではさまざまなものを買うでしょう。
購入すれば現金はなくなりますが、そうして買ったものは財産として残ります。

企業経営と同じように、それらの財産と資金の流れを合わせて見ることで、よりライフプランの実態が見えるようになります。
こうした資金の流れを一般にフロー(流量)といいます。

 

一方、ある時点での財産状態をストック(資産)といいます。資産は、実物資産あるいは金融資産などと言われるように、長期にわたって、利用できる財産です。

たとえば実物資産の代表格は不動産でしょう。
土地や建物のことです。
住宅は生活していくのに不可欠なものですが、それ自体が大きな財産的価値を持つものです。

また、給料を預けたり、生活費を引き出したり、銀行の普通預金や定期預金を毎日のように活用しています。
この銀行預金は代表的な金融資産です。

株式や債券などの有価証券で金融資産を保有している人もいます。
企業では、固定資産と流動資産として分類し、土地建物などの不動産は固定資産として、また、銀行預金や受取手形(一定期間後に支払う約束を明示した有価証券)、売掛金(商品売上後の未回収の資金)などは流動資産として処理しています。

 

企業財務では、このフローとストックの両面から財務状況を把握することが不可欠でございます。