金融リテラシーライフプランを考えるとは、将来にわたる生活の資金をどのようにまわしていくのかを計画することをさしているのでございます。

 

まずは1年後の収入予測、家族の成長を考慮した支出予測、生活費と車の維持費などのいわばランニングコスト、家族旅行などのライフイベントなど、1年間の支出を洗い出すことからスタートします。

そして、2年後、3年後、4年後、5年後と順に表に数値を記入していきます。

結婚、出産、住宅購入そして、子どもの入学など大きな費用の掛かるライフイベントも記入します。
もちろん、いつ結婚するかなどはわかりませんが、自分が人生の中でどのあたりの時期にそうしたライフイベントを経験するかを想像してみるのです。

各人各様、自由自在に考えてかまいません。

自動車は高い買い物ですから買わない選択もあるし、住宅購入は何十年もにわたりローン返済の負担が家計を逼迫させることもありますから、持ち家でなく賃貸を利用する選択もあり得ます。

このように考えてみると、10年先、20年先の展望が見えてきます。
目先の支出だけでなく、長期的なスパンで自らの家計を見つめることができるのがキャッシュフロー表の特徴です。

まず現在の収入を記入し、想定されるライフイベントを書き込むことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

キャッシュフロー表は、ある年齢の1年間の家族の収入と支出のおおよそを計算し、残額を貯蓄(繰り越し)として次の1年間に繰り返し計算をすることで、10年後、20年後の年間収入と年間支出の差、すなわち貯蓄状況を見通すツールになるものなのです。

 

一例として、「私は今、25歳。結婚予定は27歳、妻は結婚時25歳。私の現在給与は年間手取り280万円。結婚時の妻の給与が年間240万円、共働き予定。妻28歳第1子出産、第2子出産。住宅取得は私が33歳のときを予定。給与の上昇率は2%」としてみましょう。

なお、平均的な教育費の概算として、保育園は年間40万円(幼稚園は50万円)、小学校で年間30万円(私学の場合は150万円)、中学校50万円(私学は130万円)、高校40万円(私学は100万円)として計算してみてください。

このデータから計算して、一人の子が、幼稚園(3年保育として)から高校まで私学で過ごすとすれば約1700万円の支出となります。
子どもの教育費がどれほど家計の負担として高い比重を占めるものかわかっていただけるでしょう。

 

こういった感じで、例えば20年間のキャッシュフロー表を作成してみると、結婚、子育ての期間の資金計画がおぼろげにでも見えてきます。
近い将来に結婚などを考えている方は、一度実際にやってみることを強くお勧めいたします。